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和室が欲しい!注文住宅で和室を作る際に押さえておきたいポイントとは?

公開日:2020/03/01  最終更新日:2020/04/06

一時期、日本の注文建築からは消えかかっていた和室が再び脚光を浴びています。きっかけは分譲マンション中心に「LDKの一部に畳コーナーを設ける」「間仕切りできる小上がりの畳スペースを付ける」間取りが流行ったことでしょう。そこで本コラムでは、注文住宅で和室を作る際に押さえておきたいポイントをご紹介します。

和室にはさまざまな用途・メリットがある!

ここでは和室のさまざまな用途・メリットについてご紹介しましょう。

■来客時の客間に向く

両親、親戚、友人などが泊まりに来ることが想定されるが、客間を設けるスペースがない、もしくはそこまで頻繁に来るわけではないので、わざわざ客間を設けるのはもったいないと思う方も少なくないはず。そんなときはリビングの一部を畳スペースにすることで解決します。

来客時のみ、ふすまやスライド式の壁面で仕切って独立した和室の客間にし、ふだんはリビングの一部として活用するとムダがありません。畳スペース・和室なら直接ふとんが敷けるため、フローリングのように人数分のクッション・マットは必要なく、収納でかさばることもないでしょう。

■大勢が来客したときは、いくらでも座れるリビングに早変わりする

リビングはソファですので、いくら詰めても座れる人数には限界があります。和室であれば座卓がおけるので、座椅子や、座布団を置くスペースがある限り、基本的には何人でも座ることが可能です。

■冬場にこたつのあるリビングが実現する

和室・畳スペースにはこたつが置けますので、こたつを愛用するご家庭には必須でしょう。また、掘りごたつを設ければ「飲食店の個室風」になり、椅子のように座れますので、足がしびれたりする心配はなくなりますね。

■畳のクッション性を活かした利用が可能になる

和室は畳敷き。畳はクッション性が高いので、ヨガやストレッチをするスペースとして最適です。また、こどもの遊び場としても安全。寝そべったりして自由に遊べます。

■家事室としても機能する

和室は洗濯ものを畳むときや、裁縫をする際に型紙・布を広げて裁断するときなどに便利なので、家事室としてもうまく機能します。

■収納スペースとしても機能する

和室に併設できる押入れは収納力抜群! リビングの畳スペースとしての和室なら、小上がりとして、少し床高にしつらえることで、その部分を収納スペースにできます。

■癒しがある

畳のいぐさの香り、やわらかな感触は生活に癒しをもたらします。ゴロンと横になったり、お昼寝をしたりするにも便利なスペースです。

また、和室があれば仏壇や神棚を置くご家庭でも、設置したときしっくりきますよね。和室は「転用が利く」ところが用途の広さにつながっているのでしょう。

和室を作るデメリット

次に和室のデメリットについてご説明します。

■メンテナンス費用を考えなければならない

和室に使われる畳・障子・ふすまなどは定期的に張替えが必要です。つまり、メンテナンス費用を見積もっておく必要があります。

■ペットを入れることができない

和室は畳・障子・ふすまなど、傷付きやすい、デリケートな自然素材が使われているので、犬・猫などを室内飼いにしている場合、ツメを建てたり、じゃれて破ったりしてしまうことがあるため、ペットを入れることができないというデメリットが生じます。

■和室ならではの演出が必要

たとえば、室内エアコンを埋め込み式にするなど、和室独特の演出が必要になるため、少々手間がかかります。しかし「洋」のテイストを取り入れたモダンな和室にすることで、緩和できる部分もあるでしょう。

和室を作るとき、押さえておくべきポイント

さて、ここでは和室を作るときのポイントについてご紹介しましょう。

■用途によって広さが必要

和室を、家族がゴロゴロする畳スペースとして利用する場合には4~5畳ぐらいで問題ありませんが、お泊りありの客間として利用する場合、最小でも6畳くらいのスペースを確保すべきでしょう。

■客間なら主寝室やこども部屋からは遠くすること

和室をお泊りありの客間として利用する場合、広さも必要ですが、主寝室やこども部屋からは遠い位置に設けることが重要。プライバシーに配慮します。

■仏間なら玄関に近く配置

和室を仏間として利用するばあい、来客が手を合わせることも考慮して、できれば玄関の近くに設けるのがおすすめ。様々な部屋を経由してたどり着く場所では、急な来客の場合、片付けがたいへんな上、来客側もしんどく感じることでしょう。

■掘りごたつには「フタ」を!

和室に掘りごたつを作る場合「フタ」を設けましょう。掘りごたつの穴をふさぐことで。ふとんを敷いて寝ることができるようになるからです。

まとめ

注文住宅で和室を作る際に押さえておきたいポイントを中心に、和室の良さやデメリットについてもお伝えしました。また、内容には記述しませんでしたが、和室は断熱・保湿にすぐれた素材が伝統的に用いられているため、高温多湿な日本の気候下でも快適に過ごせることもメリットです。そして、日本人がDNAレベルで親しんできたスタイルであるため、居るだけで落ち着けるという側面も見逃せません。

これから注文住宅を建てる方はぜひ和室や畳スペースを間取りに加えることを検討してみてください。きっと便利で快適な暮らしが期待できることでしょう。

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