注文住宅に付けて良かったオプションとは?費用相場も押さえておこう
家を注文住宅で購入する際、オプションをアレコレ付けることができて、どれがいいのか悩んでしまいますよね。導入したものの結局使わなかったり、やっぱり高くても付けるべきだったと後悔したくはありません。ですから、どんなオプションがあると重宝するか、ここでチェックしてから購入を決めましょう。
センサーライトについて
センサーライトは、人感で自動的に照明が点灯するとあって、帰宅時はもちろん、防犯上でも効果的。そのため、センサーライトは人気のオプションとなっています。注文住宅における費用相場は、およそ5万円以上となるでしょう。ここでは、玄関の外におけるセンサーライトについて説明します。
■マルチセンサー
マルチセンサーは、夜間は30%点灯し、人が近付いたときにだけ明るさが100%になります。家を留守にしていても、人がいるような安心感を得られるでしょう。
■ON/OFFセンサー
ON/OFFセンサーは、夜間になると待機状態となり、人が近付くと、パッと明るくなるセンサーライトです。人がいない場合、特に灯りがなくても問題ない場所にあるといいでしょう。
■フラッシュセンサー
フラッシュセンサーは、暗くなると待機状態となり、人が近付いた時にフラッシュを放つように光ります。この光り方は驚きに繋がりやすく、防犯上でも役立ちます。
収納について
■ウオークインクローゼット
一般的に寝室に設けられるウオークインクローゼットは、たっぷり収納できて使い勝手のいい収納スペースです。ただし、配置や形状を考慮しないと、物置として埋没してしまうことになりかねません。なお、注文住宅での費用相場は、およそ20万円以上となっています。
■シューズクローク
下駄箱を家族で使うとなると、あっという間にいっぱいになってしまい、すぐ収納スペースがなくなってしまいます。であれば、靴の収納は、できるだけ余裕があるシューズクロークを設けた方がいいでしょう。
基本的には、玄関土間に敷設するのが一般的です。臭いがこもらないように、換気できる仕様にしてください。シューズクロークは、建物の費用に200万円~300万円プラスするのが一般的な費用相場で、もっと余裕を持たせると、500万円ほどになります。
キッチン・ダイニングについて
■ビルトイン食器洗浄乾燥機
ビルトイン食器洗浄乾燥機は、単体で販売しているタイプのものより、省スペースなのでおすすめ。相場は安いものだと、およそ7万円~となっています。洗う手間も乾かす時間も省けますし、高温で乾かすため衛生面でも優秀。
■パントリー
パントリーは、食品や食器の収納スペースで、基本的にはキッチンか、そのすぐそばに造られます。収納の項目ではなく、キッチンで使用するものなので、あえてこちらで説明します。ウォークイン型だとより便利でしょう。費用相場は、およそ15万円からとなります。
室温・湿度について
■断熱枠サッシ
家でもっとも熱や寒気の出入りが激しい「窓」は、断熱性を付加することで、そのリスクをある程度回避できます。近年の住宅の窓によく採用されているペアガラスサッシは断熱サッシと呼ばれており、一見するとそれだけで十分効果がありそうですが、サッシ枠も含めて断熱構造とする方が、よりいいでしょう。
■床暖房
床暖房はランニングコストが決して安いとは言えない買い物ですが、あると家全体が温かさに包まれて快適になるのは、間違いありません。部屋全体が温まるまでに時間を要するので、エアコンも使いつつ室温調整するといいでしょう。費用相場は、およそ30万円以上となっています。
ペットについて
■専用ドア
動物好きの方は、猫や小型犬が通れる専用ドアを設けてみるのもいいでしょう。ドアを開けっぱなしにしておくと、エアコン代もかかってしまいますし、なんとなく見た目も悪くなってしまいますよね。ペット専用の扉があれば、ワンちゃんや猫ちゃんの運動にもなりますし、秘密の入り口感もあって、ほほえましくも思えるでしょう。費用相場は、およそ1万円以上からとなっています。
■キャットウォーク
家中を猫ちゃんに自由にさせたいのであれば、キャットウォークがあると運動にもなって、ストレス解消もできるでしょう。キャットウォークの費用相場は、およそ10万円以上となっています。
まとめ
いかがでしたか?注文住宅のオプションについてまとめさせていただきましたが、人によって求めるものが違うとはいえ、言われてみると欲しいかもしれないというものも多いはず。
「自分はあまり物を置かないし、収納なんてなくてもいい」と思っていても、家族が追々増える予定があれば、そうも言っていられません。状況が変わることを想定しながら、オプションを検討してください。もちろん、本当に必要かどうかも考える必要がありますし、スペースを要するオプションは、間取りも踏まえなければなりませんので、じっくり考えてから答えを出しましょう。